もっと野菜を食べよう!

野菜不足は、内臓脂肪を増大させ、メタボリックシンドロームをはじめ、高血圧や糖尿病、脂質異常症など生活習慣病の原因になります。生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するための目標値の一つに「野菜類を1日350g以上食べましょう」と掲げられています。

●野菜は1日に350g以上を目標に!!
◇大人が1日に必要な野菜の摂取量◇
・緑黄色野菜120g+淡色野菜230g=350g以上が理想
※緑黄色野菜(ほうれん草、にんじん、トマト、小松菜、ブロッコリーなど色の濃い野菜)
※淡色野菜 (大根、白菜、レタス、玉葱、きゅうり、キャベツなど)
・野菜350gの量は『両手に山盛り1杯』
・野菜が主材料の小鉢を5~6皿分
・子どもは大人の半量以上~2/3程度を目標にしましょう!
朝食を抜いたり、麺類やご飯物だけですませていては、とても摂りきれる量ではありません。ほうれん草のお浸しは1人分が約70g、具だくさんの汁物でも約70gの野菜を摂ることができます。お惣菜を利用する時は、お浸しや和え物などを1品選ぶようにするとよいでしょう。

●野菜をたくさん食べられる工夫をしましょう!
野菜は低脂肪、低エネルギーでありながら「かさ」が多いことから、満腹感を与えてくれます。加熱するとかさが減りたくさん食べられます。
シチューやスープ類にすると、いろいろな野菜のうま味が混ざり合いおいしくなるだけではなく、汁に溶け出た栄養も食べられます。また、レトルト食品に野菜を加えることで、栄養価もボリューム感もアップし、見た目もおいしそうに、簡単に食べられます。

★レトルト食品のアレンジ★
・レトルトのミートソースになすや玉ねぎを加えて煮込んでパスタにかける
・麻婆豆腐の素にニラや長ネギ、なす、ピーマンを加える